オフィス家具市場では、オフィス家具ひいてはオフィスのレイアウトそのものの最近のトレンドとして、
「顧客の快適さ」というものが求められています。要は、オフィスに訪れる顧客や契約先の社員と言った
相手にとって、過ごしやすい、来やすい環境を作る、オフィス家具やオフィスをそのためにレイアウトしていく、
という発想です。それが収益性につながっていくし、相手のイメージアップにもつながるからです。

そのトレンドの体現として、具体例をいくつか紹介します。和室の会議室まず、オフィスを和風にレイアウトする
ということ自体が、すでに斬新です。もともとオフィス家具というのはヨーロッパに著名メーカーを多く構えるために
様式になりがちですが、和風のレイアウトにすることで、リラックスして話に臨むことができます。色使いも白を基調とし、
デスクやチェアにも木製のものを使用。窓をつけて開放感を出すなど、レイアウトの面でも顧客がリラックスしやすい
環境づくりをしています。そのため、こちらで行う会議などは、どちらかと言うと座談会のような雰囲気になり、
適度にリラックスした雰囲気作りに大きく貢献しているとのことです。

自宅のような空間ダイニングキッチンの食卓のようなレイアウトの会議室。照明も、オフィスと言うよりは自宅を
イメージしたものをあえて使用し、オフィス独特の堅苦しい雰囲気を緩和しています。顧客と話をする時に
リラックスしたムードを作るための一環としてこうした空間を作っており、内定式や懇親会などもこちらのオフィスで
行うとのことです。自宅と言うと安っぽく聞こえるかもしれませんが、言うまでもなく上質な素材を使った家具を使用していますから、
親しみやすくも品性を失わない、洗練されたオフィスを体現しています。

レイアウトのコンセプトとして根底にあるのは、「顧客にとっての居心地の良い空間づくり」と
「それによる収益の増加」になります。顧客としてオフィスに入ったことのある人であれば、ある種の堅苦しさに
緊張感を覚えたこともある人もいることでしょう。そんな方にとって、こうした空間づくりはありがたい限り。

こうした「ゲストに配慮したレイアウト」がより普及されれば、職場の雰囲気も随分と様変わりするはずです。

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